専科:開高健-文章の世界

開高健 文章の世界

新たな切り口の考察力と表現力を開拓する

開高健

文筆家として多彩な表情を見せる開高健は、対象物をあらゆるアプローチで書き尽そうとする「言葉の狩人」でした。
この講座では、開高健作品を読み込みながら、表現者・開高健の姿を浮き彫りにしていきます。
一人の文筆家の物事の捉え方と表現を深く学ぶことで、その思考の核心に近づくことができます。

開高健ファンの方はもちろん、文筆家を志す方にも受講をお勧めします。新たな切り口の考察力と表現力を開拓して下さい。

2022年度の開講について

「開高健 文章の世界」は、開高健生誕90周年記念講座として2021年に実施し、大変好評で次の開講を望むお声を頂戴しました。
2022年度より受講される方にも、2021年度を受講頂いた方にもご満足頂ける講座となるよう、ブラッシュアップしました。オンライン受講・ビデオ受講にも対応しております。全国の皆様の受講をお待ちしております。

無料体験として、2021年度の講義ビデオの一部を配信致します。たっぷり40分!授業の雰囲気を是非体験して下さい。ご予約から2日程度で配信致します。こちらからご予約下さい!

開高健について

小説、戦争のルポルタージュ、釣りやグルメのエッセーなど、幅広い分野で活躍した。ジャンルを問わず人間の本性を見極めようとしてきた行動派の作家である。
1930年大阪市天王寺区に生まれる。1954年(24歳)、壽屋(現サントリー)宣伝部に中途採用され、PR誌『洋酒天国』の編集やウイスキーのコピー(トリスウイスキーの「人間らしくやりたいナ」が有名)を手がける。1957年(27歳)8月に『パニック』を「新日本文学」に発表し、一躍新人作家として注目される。10月『巨人と玩具』を12月『裸の王様』を「文学界」に発表。1958年(28歳)に『裸の王様』で芥川賞を受賞する。1964年(34歳)11月、朝日新聞社臨時海外特派員としてベトナムへ出発。ヴェトナム戦争に従軍し、1965年(35歳)3月には『ヴェトナム戦記』を朝日新聞社より刊行した。1968年(38歳)『輝ける闇』で毎日出版文化賞を受賞。1979年(49歳)『玉、砕ける』で川端康成文学賞受賞。1981年(51歳)9月『もっと遠く!』『もっと広く!』を朝日新聞社より刊行し、一連のルポルタージュ文学により菊池寛賞を受賞。1987年(57歳)『耳の物語』で日本文学大賞を受賞した。1989年10月『珠玉』第三部を脱稿、翌年文藝春秋より刊行。12月没。享年58歳。没後、開高の業績を記念して、1992年から2001年までTBSブリタニカ(現阪急コミュニケーションズ)が開高健賞を、2003年から集英社がノンフィクションを対象に開高健ノンフィクション賞を創設した。

こんな方にオススメ

  • 開高健のファンの方
  • 一作家の生涯・生き様を知り、その作家の作品を掘り下げて学びたい方
  • 文筆家を目指す方、創作のヒントを得たい方
  • 自身の文章表現に行き詰まりを感じている方

オンライン受講対応

心斎橋大学では、オンライン受講に対応しており、講義ごとに来校受講・オンライン受講を自由に選択できます。また、ご欠席時には講義ビデオを配信致します。詳しくは、バナーをクリックして「オンライン受講・ビデオ配信」ページをご確認下さい。

講師:坪松博之 Hiroyuki Tsubomatsu

開高健との関わり

坪松博之

1983年サントリー株式会社に入社。
広報室に配属され、サントリーのPR誌「サントリークォータリー」の編集担当として開高健との仕事を始めるようになる。
初顔合わせの時に開高から「モテまっちゃん」と名付けられ、原稿やゲラのやりとりなどで茅ヶ崎に足繁く通うようになった。
開高が集英社の仕事用として都内の常宿としていた都ホテル、TBSブリタニカ社内にあった開高ルームにも頻繁に顔を出し、一ヶ月に一度、東京の新しい酒場業態を案内する潜伏ナイトツアーを行うなど昼夜共に親交を深めた。
スリランカ帰国後には、宝石、カレー、紅茶の知識を開高が関係者に披露する会を開催し、開高健主催「ボジョレーヌーボーの会」の準備事務方も担当した。

2021年まで、公益財団法人開高健記念会理事を務め、茅ヶ崎「開高健記念館」での展示企画を担当した。
著書『壽屋コピーライター開高健』(たる出版 2014年)『Y先生と競馬』(本の雑誌社 2017年)
東京都生まれ・早稲田大学政治経済学部政治学科卒業・武蔵野美術大学芸術文化学科卒業

カリキュラム

第1日(開高文学の出発点)/第1回 アラゴンと開高健/第2回 宣伝文案と開高健
小説家になることを目指しながら、文学青年開高健は谷沢永一主宰の「えんぴつ」の同人として加わり、大阪市大卒業後、壽屋でコピーライターとして働きました。開高健が文壇デビュー前にどのような「修業時代」を送ったか、そのプロセスをたどります。

第2日(開高文学のタネ)/第3回 旅と開高健/第4回 宝石と開高健
旅に出ることにより開高健は創作のきっかけを手に入れました。遺作『珠玉』は旅の中で出逢った「宝石」により導き出された作品です。開高健が旅で得た題材とどう向き合うことによって作品を生み出してきたかを明らかにします。

第3日(開高文学の本質)/第5回 ヴェトナムと開高健(1)/第6回 ヴェトナムと開高健(2)
1964年から65年にかけて過ごした南ヴェトナムでの100日間が、開高文学の方向性を規定しました。開高健が南ヴェトナムで何を見て、何を感じ、そして生涯をかけて何を描こうとしてきたか、その実像を探ります。

第4日(開高文学の混沌)/第7回 女性と開高健(1)/第8回 女性と開高健(2)
『輝ける闇』以降、開高健は自分の内面をたどる創作アプローチをはじめます。そのことにより新たに強い存在感をもって登場するのが女性たちです。開高健はどのように女性を描き、それは開高健にとってどのような意味を持つか考察を進めます。

第5日(開高文学の原風景)/第9回 飢え・焼跡と開高健/第10回 大阪と開高健
開高文学の出発点は少年時代の「飢え」にあります。小説家・開高健を生み出したのは大阪の焼跡です。『日本三文オペラ』『青い月曜日』、大阪を舞台とした小説を取り上げながら、開高健の大阪観を浮彫りにします。

開高作品を知る・語る

  • 開高作品について”創作の背景”をお伝えします。
  • ”創作の背景”について、感じたことや質問を提出して下さい。
  • 上記の作品の他にも関連作をご紹介します。
  • 作品についての自身の考え等(論評)を書いて下さい。※提出自由

講義回数

全10回(50分/回)

講義予定日

【2022年度】月1回、第1水曜日

6月開講。初回講義日は、6月1日(水)を予定。

講義時間

14:00~16:00【1日に2コマ(回)実施予定】

※上記内容は、都合により変更する場合が御座いますのでご了承下さい。

受講料金

受講料:36,300円/教務・教材費:3,300円/計39,600円(税込)

※開高健記念会会員・東京作家大学受講生・心斎橋大学受講生の方は、特別割引があります。各会および受講生向けの案内にある受講費用をご確認頂くか、心斎橋大学にお問い合わせ下さい。
※上記には、消費税10%を含んでおります。

コース・料金
オンライン受講・ビデオ配信
文章・エッセイコース
創作・小説コース
脚本コース
児童文学コース
ジャンル小説コース
専科:開高健-文章の世界
専科:放送作家養成スクール
専科:作詞家養成スクール
専科:自分史制作スクール
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無料体験授業・説明会

文章・エッセイコース
募集終了
*次回開催は9月頃*
創作・小説コース
募集終了
*次回開催は9月頃*
脚本コース
募集終了
*次回開催は9月頃*
児童文学コース
募集終了
*次回開催は9月頃*
ジャンル小説コース
募集終了
*次回開催は9月頃*
放送作家養成スクール
募集終了
*次回開催は9月頃*

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