講師・スタッフ紹介
講師・スタッフ紹介
これまで、小説やエッセイの書き方を身に着けるには、同人誌を作り、そこに載った習作を、同人同士がお互いに批評し合ったり、あるいは、仲間が集まって習作を見せ合い、相互に感想を述べ合う、といったスタイルのものが主でした。
けれども、そういった集まりでは、互いに気を遣って、冷静で的確な批評や判断が出来ないばかりか、ともすれば感情的になり、気まずい気分を作り出して、後味の悪い場を作りがちでした。
端的にいって、こうした学習法や修行法は、現代人に不向きな古いスタイルだといえます。なぜならば、現代の人は、罵倒し合ったり貶し合って、互いを傷つけてでも切磋琢磨しようとする、荒々しい手法には馴染めず、苦手なのです。
当校では、小説やエッセイなど文章全般について学ぶため、より合理的で現代的な学校の教室型式で、プロの講師が、個人個人のレベルに合わせて添削指導します。ここでは各人の個性を尊重し、明るく和やかな雰囲気の中で授業を進めます。
そして、上達した人の最終目標は文学賞を獲ることで、そのためのお手伝いをします。
放送作家・小説家/大阪市生まれ。放送作家として25年間、多くの放送脚本を手がける。1994年「自由都市文学賞」を受賞。大阪考現学から礼儀作法に関する執筆など博学ぶりはつとに有名。著書に、「芹沢鴨・死出の鐔」「風聞―仙石騒動始末」「明如上人抄」「こんなに違う京都人と大阪人と神戸人」「まるかじり礼儀作法」など多数あり、藤本義一との共著に「大阪人と日本人」がある。