受講生の声と実績
受講生の声と実績
人の心に強く響く作品を書きたい。その気持ちから、僕はこの学校の門を叩いた。
作家や脚本家になる為には、想像を超える努力と数えきれない程の苦しみと悔しさを乗り越えてきたのに違いない。身を削り試行錯誤を繰り返して、ようやく独自の手法を見出す。そうやって人生を切り拓いてきたのだろう。そのノウハウは大切な宝物であり、決して誰にも譲ることの出来ない財産だ。
この学校の先生達は皆、その大切な宝物を使って指導してくれる。有り難い。受講生の僕は、かけがえのない財産を手にしている事を実感している。また、なくてはならないのが事務局の方々のサポートだ。いつも何かと助けられて感謝している。だから僕はここに通う。あと足りないのは自分の力だけだ。
個々の先生の信条や指導方法は、見事なまでに、異なる。そこが面白い。でも、その異なる教えのどれもが、正解とか間違いとかいう世界のものではなく、心の底からその通りだと素直に思えるものばかりだから不思議だ。
僕は残念ながら、藤本義一先生の授業を受けた事がない。しかし多くの先生方を通して、藤本義一先生の教えを学んでいると感じている。そしてまた不思議な事に、その教えはどの先生も、しっかりと共通して受け継がれていることを素晴らしく思う。
そのような環境に身をおきながら、入学してから家庭の事情もあり、精力的に公募作品に挑戦出来ない悔しさが募る日々が続いた。
でも人は皆、言葉に出さなくても大なり小なり、それぞれ何かを抱えているものだと知った。皆、同じだ。甘えてはいられない。
人生のスピードは人それぞれ。慌てずに着実に公募への応募を続けて受賞を目指す。
だから僕は今日もここへ通う。