受講生の声と実績
受講生の声と実績
何もかもが正しくあらねばならないと思っていた青春時代(思春期)、大人の世界の理不尽さに腹を立てたり、人が出来る事が自分に出来ないと、自信を失って「私は何の値うちもない」と自分を卑下したり、訳の分からない憤りを感じていた頃、私はいつもペンを持って何かを書いていた。
日記、思い付いた事の随筆もどき、時には詩のようなものを、書く事で心の整理が出来ていたのだろう。
又、書く事が自分の心が素直になれる場所だったのかも知れない。
書く事が好きだった。どこかで本式に勉強したいと思っていたが人生の忙しさに隠れてしまっていた夢だった。その夢をこの齢になって見つけた。心斎橋大学に何も迷わず飛び込んだ。
授業は苦しい、だから楽しい。書く事で悩む同胞も出来た。文章の難しさも、今しみじみ味わっている。読書の仕方も変って来た。そして物の見方も、人を見る、風景を見る、色んな角度から見ようとする心を学んだ様に思う。現在も文筆界で活躍しておられる先生方の生の声を聞かせて頂き、御自分の経験を元にいろいろ指導していただいている事は、大変励みになります。
さて、心斎橋大学の学生となり、これから先、何を望んでいるのか?勿論、出せる公募作品は出してみようと思っているが、でも何か一生懸命取り組んで勉強した、この生き方を残せたら……と謙虚な望みだが、本当は、賞金をもらえるような小説や脚本、エッセイ、童話を書いてみたい。
夢は馬鹿でかく持っている。