専科:久保純夫の熟達・楽しい俳句作り

楽しい俳句作り体験会

  • 初めて俳句に触れる方、教室で学んでみたい方に
  • こんな方にオススメ

    • 初めて俳句を学ぶ方
    • 講師のもとで句を鑑賞、自作の評価を得たい方
    • 表現の一つとしてチャレンジしてみたい方

    教室・オンラインが自由選択

    このコースは、オンライン受講に対応(教室で講義+オンライン配信のハイブリット)しており、講義ごとに来校受講・オンライン受講を自由に選択できます。また、ご欠席時には講義ビデオを配信(アーカイブ対応)致します。詳しくは、バナーをクリックして「オンライン受講・ビデオ配信」ページをご確認下さい。

    講座内容

    わたしたちの日常・非日常には、必ず記録して残しておきたい出来事があるものです。この場は、その自らの想い、大切な記憶などを俳句形式で表現できるようになる、学びの場です。
    そのためには必要なものもいくらかあります。俳句の歴史、季語の知識、表現技術などがそれです。実作と並行して学習することが肝要であり、大部分の方にとっての近道でしょう。
    実作を大切にする講座です。実作を展開しながら、次の内容について適宜講義もします。

    • 季語について
    • 定型について
    • 文体について
    • 近代の俳句
    • 現代の俳句
    • 実作演習
    • 課題作品の講評
    • 句会
    • 合評

     

    下記は、カリキュラム例です。テーマを変更することもあります。

    実作・俳句の作り方・講評
    ・実作としての俳句の作り方―ふたつの柱
    ①経験の積み重ね―換言すれば「記憶」―を核・根幹にして作句する。
    ②「もの」「こと」にまつわる記憶をさまざまな情況・情景に展開する。
    例を示しながら季語・定型・文体等の知識についても触れていきます。
    次のような視点、切り口での課題俳句を予定しています。課題俳句については、次の講義に講評します。

    自身の日常を素材とする-1
    さまざまな台所俳句・・・課題俳句10句

    例:句集『四照花亭日乗』より/具合よく呆けていたるオムレット/正統を志したる握り飯

    自身の日常を素材とする-2
    愛する人のために・・・課題俳句10句

    例:句集『比翼連理』より/千両のいずこも深き妻の恩/かたちから忘れゆくなり露の玉

    日常と交差する世界への視点を持つ-1
    ・眼前の光景と記憶を交差させる。
    旅行先での経験・・・課題俳句10句

    例:句集『HIDEAWAY』より/ひたすらという鷺草の微熱かな/アマリリス愛しき人の密か事

    日常と交差する世界への視点を持つ-2
    ・眼前の光景と記憶を交差させる。
    絵画の鑑賞からの発想そして作句・・・課題俳句10句

    例:句集『日本文化私観』より/藪椿帯の端噛む狆が居り/天空は日溜りの闇燕子花

    日常と交差する世界への視点を持つ-3
    ・眼前の光景と記憶を交差させる。
    海外詠・・・課題俳句10句

    例:句集『フォーシーズンズ++』より/海墜ちるところより我始まりぬ/熱帯の濡れ髪の夜を立ち尽くし

    テーマを設定する-1
    ・ある対象を設定して群作としての俳句を作る。
    櫻をテーマにしてすべての句を作る・・・課題俳句10句

    例:句集『定点観測―櫻まみれ―』より/血か露か大斎原の櫻雨/行き掛けの軀を誘う糸櫻

    テーマを設定する-2
    ・ある対象を設定して群作としての俳句を作る。
    同じ季語(言葉)で3句作る・・・課題俳句10句

    例:句集『フォーシーズンズ++』より/戦争の真空をゆく蝸牛/蝸牛無音を恃むかたちして/片方の臀豊かなる蝸牛

    講師からのメッセージ

    俳句という形式は従来、有季定型として捉えられていますが、画一的に考える必要はありません。言葉の海の中から、自由に選んで句作することも可能です。ただ先ずは、季語と定型を学びながら、この形式でしか得られない恩寵を経験することが大切です。それを実作で学ぶのが、個性を発揮する王道でしょう。想いは共有できます。俳句の鑑賞、作句を実践しましょう。

    講師:久保純夫 – Kubo Sumio –

    久保純夫

    昭和24年(1949)、大阪府生まれ。立命館大学文学部卒。昭和46年「花曜」入会。鈴木六林男に師事。平成16年「花曜」終刊。18年同人誌「光芒」創刊。発行人。20年「光芒」終刊。25年個人誌「儒艮」創刊。昭和61年6人の会賞受賞。平成5年第42回現代俳句協会賞受賞。句集『瑠璃薔薇館』『水渉記』『聖樹』『熊野集』『比翼連理』『光悦』『フォーシーズンズ++』『日本文化史観』『四照花亭日乗』『HIDEAWAY』『定点観測―櫻まみれ』『植物圖鑑』『動物圖鑑』、評論集『スワンの不安』等。
    現在、現代俳句協会副会長。関西現代俳句協会会長。西東三鬼賞選考委員。鈴木六林男賞選考委員。個人誌「儒艮」代表。

    開講期間

    春期:5月~10月
    秋期:11月~4月

    講義回数

    12回(1回90分)

    開講日時

    第2・第4木曜昼(14:00~15:30)

    入学金

    開講キャンペーンにて不要!

    受講料

    税込総額:39,160円(受講料:36,960円、教材・教務費:2,200円)

    ※上記には、消費税10%を含んでおります。
    ※上記費用、講義回数等は予定です。都合により変更する場合がありますので、ご了承下さい。

     

コース・料金
オンライン受講・ビデオ配信
文章・エッセイコース
創作・小説コース
脚本コース
児童文学コース
ジャンル小説コース
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専科:酒場マイスター養成
専科:おうちラジオ開局講座
専科:落語作家入門
専科:久保純夫の熟達・楽しい俳句作り
専科:自分史制作スクール
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文章・エッセイ:
4/22(月)、4/27(土)
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創作・小説:4/16(火)
児童文学:4/19(金)
ジャンル小説:4/27(土)
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